口座振替依頼書の不備理由と対応方法【まとめ】
預金口座振替依頼書(以下依頼書)に不備がある場合、金融機関から「不備返却」されます。不備内容と対応方法を確認のうえ、改めてお手配ください。
1.不備理由依頼書の「金融機関使用欄」に記載の「不備返却事由」を確認ください。

不備内容と対応方法を口座名義人様にご説明のうえ、新しい依頼書を再提出してください。

〇依頼書の不備は金融機関が判断します。不備の詳細を確認したい場合は口座名義人様から金融機関に直接確認していただくようお願いします。
【参考:三井住友銀行の「本人確認 確認日超過」の場合】
SMBCダイレクトを契約の個人の依頼書について、以下の①~④ケースは三井住友銀行から口座名義人に直接確認があり、その確認で対応ができた場合には不備返却されず受付されます。
①印鑑相違 ②印鑑不鮮明 ③届出印押印なし ④印鑑届出未済(アプリ口座など印鑑登録がない場合など)
2.ネット銀行での不備理由と対応方法
印鑑・サインの要否は金融機関により異なりますので、各金融機関に確認ください。
関連ページ:ネット銀行での預金口座振替依頼書の手続きについて
【参考:ネット銀行の不備一覧】

3.不備になる記載(例)
① 口座名義人フリガナ欄に記載の法人格の誤り。ゆうちょ銀行と一部の金融機関では「口座開設時のフリガナ登録どおり」でないと不備になることがあります。
② 肩書の一部が漏れていると不備にする金融機関が多いです。
③ お届けがサインの場合、お届け通りのサインが必要となります。
④ 口座番号を左詰めで記載しても通常問題はありませんが、金融機関によっては不備になる場合があります。
4.不備返却のお知らせと依頼書の取扱
依頼書に不備がある場合はメールでお知らせします。不備の対象者、不備理由はSUPERかつ・かいしゅうの「口振依頼書不備状況照会」で内容を確認してください。確認方法は操作ガイドを参照ください。
依頼書の現物は返却いたしません。新しい依頼書を再手配してください。返却された依頼書の現物はは当社で適切に保管・管理いたします。
不備内容の理由の詳細は口座名義人さまから金融機関にお問合せください。
5.よくある問合せ
Q1.法人口座で通帳には肩書が記載されていないが、「肩書もれ」の不備となることがありますか?
A_通帳に記載がなくても、金融機関に登録されている場合は記入が必要です。通帳には省略される場合もあります。
Q2.口座番号を左詰めで記入してしまったが良いですか?
A_通常は問題ありません。ただし金融機関によっては不備となるケースもあります。
Q3.不備内容についてNSSから金融機関に確認してもらえますか?
A_個人情報となるためNSSから照会しても、金融機関は回答されません。口座名義人様ご本人からご照会ください。
Q4.不備なく受け付られたという連絡は金融機関からもらえますか?
A_金融機関からは不備があった場合にのみ連絡があります。
Q5.不備連絡はいつごろ来ますか?
A_不備連絡タイミングは金融機関により異なります。不備がある場合は、原則、提出から5週間以内に連絡があります。
Q6.依頼書の不備連絡があり、その後加入者から直接金融機関に依頼書を再提出された場合、控えをNSSに送る必要はりますか?
A_NSSへ控えの送付は不要です。控えをもとに団体・事務所様にてSUPERかつ・かいしゅうに口座情報を登録してください。