Web口振(インターネット口座振替受付サービス)【まとめ】

Web口振(インターネット口座振替受付サービス)【まとめ】


目次

0.概要
インターネット口座振替受付サービス(Web口振受付サービス)は、預金口座振替依頼書を使用せず、印鑑レス・ペーパーレスで金融機関への預金口座振替のお手続が行えるオプションサービスです。
Web口振受付サービスのご利用申込後も、従来どおり「預金口座振替依頼書」(紙)の利用も可能です。
Web口振受付サービスは、個人口座のみご利用可能なサービスとなります。(法人口座、個人事業主口座はご利用対象外です)

1.ご利用料金
利用料は300円/件(税別)
加入者・関与先が金融機関に口座振替申込(金融機関のWeb口振認証手続)を行う都度、利用料を団体・事務所が負担する仕組み(請求ごとには発生しない)
団体・事務所がWeb口振の利用申込を行っても、申込自体には料金は発生しない。(利用有無が未定の場合、一旦、先に申込を行っても問題なし)

〔利用料の精算〕
入力締切翌日~翌月の入力締切日の期間の「申込完了済」「結果取込済」分を、締切日月の送金時に精算
「利用料300円」は、団体・事務所の負担で、振替金送金時に「振替金から控除」(口振手数料と同様)


2.利用可能な口座
(1)利用可能な口座
加入者がインターネットバンキングの登録を行う必要はなく、個人用の「普通口座または総合口座」をお持ちであれば利用可能
Web口振では、利用可能な口座は個人口座のみ
「法人口座」や「屋号が入った口座」は従来どおりペーパーの依頼書での手配が必要
<法人口座・屋号が入った口座が利用不可の理由>
Web口振受付サービスは金融機関が提供する「インターネット口座振替受付サービス」を利用しているが、当該サービスの対象が個人に限定されているため

(2)登録手続き
普段利用している金融機関の届出印が分からない場合でもインターネット口座振替取扱金融機関で個人口座をお持ちのお客さまであれば手続可能。なお、登録時には印鑑の代わりに何らかのご本人様確認を求められるため、準備が必要
例:キャッシュカードの暗証番号・最後に記帳した際の残高等


3.団体・事務所のWeb口振の利用に関して
(1)利用申込時の初期設定
NSSとの初回契約時は新規申込時に「申込する」か「申込しない」を選択
【補足】
利用が未定でも申し込んでいただいて問題ありません。
利用するまでは利用料金は発生しません。

(2)Web口振の申込を変更する場合
グローバルメニュー「基本情報(申込・変更等)取扱説明書」、サイドメニュー「団体情報の変更」または「事務所情報の変更」にて、「インターネット口座振替受付サービス」の項目を変更
※操作方法は以下の記事をご参照ください。

(3)利用開始までの期間
お申込いただいた後、一週間程度で当サービスの利用が可能になります。
利用可能となりましたら、当社からメールでお知らせいたします。

(4)取扱説明書の掲載場所
以下のメニューより取扱説明書が確認可能
グローバルメニュー「インターネット口座振替受付」、サイドメニュー「インターネット口座振替受付取扱説明書」

(5)NSSでの個人情報の取扱
適切に取り扱いをしておりますが、詳しくはNSSのホームページに掲載しております「個人情報のお取扱いについて」や「個人情報保護方針」を参照ください。


4.加入者・関与先向け案内文書
(1)加入者・関与先向け案内文書の掲載場所
案内文書は、以下のメニューより、確認可能
グローバルメニュー「インターネット口座振替受付」、サイドメニュー「加入者向け案内文書」または「関与先向け案内文書

(2)加入者・関与先向け案内文書の種類
加入者・関与先向けの「案内文書」は、「汎用」「個人特定用」の2種類あり

「汎用」
用途:加入者・関与先が特定されていない時点で配布が必要な場合に利用
メリット
個人を特定できる情報の事前登録が不要
複数枚の案内を一度に印刷して配布が可能
デメリット
あとで加入者・関与先情報と口座情報を紐付けする際、加入者・関与先名と口座名義人を見て行う必要があり煩雑

「個人特定用」
用途:加入者・関与先が特定されている場合に利用
メリット
あらかじめ設定した管理番号が加入者・関与先番号に初期表示されるため、紐付け作業が簡単で間違いが起こりづらい
デメリット
加入者・関与先ごとに加入者名・関与先名、管理番号を入力して印刷した案内文書を該当の加入者・関与先に渡す必要がある
個人特定用は一度印刷すると再印刷できないため、新たな管理番号を付与して印刷が必要

〔必須項目〕
・加入者名・関与先名(漢字)
・管理番号

【管理番号】
管理番号は、団体・事務所で管理する任意の番号(重複不可)
新規加入者・関与先登録の場合、加入者・関与先コードの初期値に設定した値が初期表示

案内時点で加入者・関与先コードが決まっている場合
加入者・関与先情報の登録作業を進める際に、登録誤りを防止し、簡便に手続きを行えるよう、加入者・関与先コードと同一番号を設定すると良い
案内時点で加入者・関与先コードが決められない場合
「汎用」を利用するか、任意の番号(重複不可)を設定

管理番号の特徴は次のとおり
① 「個人特定用」で加入者・関与先に割り当てた管理番号は「管理番号一覧」で確認可能
②  予め管理番号を設定のうえ印字した案内文書をお渡しすることで対応漏れも予防可能(処理受付状況検索画面で、管理番号により申込完了前の詳細状況を確認が可能)
③  一度利用した管理番号の再利用は不可
※案内文書が表示できなかった場合、再度発行する際には、新たな管理番号での発行が必要
④  管理番号は請求データには含まれない(請求には無関係)


5.加入者・関与先の仮申込手続
(1)仮申込画面の入力項目
仮申込画面で、団体コード・事務所コード、申込者名、メールアドレスの入力が必要
〔注意事項〕
報酬事務所コードは一つ目の入力欄に基盤コード3桁の入力が必要

(2)仮申込手続後のお知らせメール
仮申込ボタンをクリックすると、入力いただいたアドレス宛に以下2通のメールが送信される仕組み
① お手続いただく申込画面のURLをお知らせするメール
② お申込みコードをお知らせするメール

〔注意事項〕
「受信拒否」の設定をされている場合、メールが届かない場合があり、その場合は設定の変更が必要
お申込みコードは、メール到着後24時間で無効になるため、早めにログインいただく必要あり


6.加入者・関与先の申込手続(ログインと申込情報の入力)
(1)申込画面へのログイン手順
項番5①のメールのURLにアクセスするとログイン画面が表示されるため、メールアドレス・お申込みコードを入力し、申込画面へログインする。(ログイン後、加入者・関与先情報を入力し、「申込を行う」をクリック)

(2)金融機関の選択手順
「口座振替依頼書受付画面(別サイトに遷移)」から「ネット口座振替受付サービス」画面が表示されるため、口座振替を届け出る金融機関を選択。各金融機関の案内に従って、申込を実施

(3)申込手続後の完了通知メール
加入者・関与先の手続がすべて完了すると、団体・事務所と加入者・関与先へそれぞれ完了通知メールを送信する仕組み

【補足】
送信元アドレスは「nss-mail@nss-jp.com」です。
加入者宛にはメールは3通出ますが、各々のタイトルは以下のとおりです。
【NSS】インターネット口座振替受付サービス ログイン画面のご案内
【NSS】インターネット口座振替受付サービス ログインパスワードのご案内
【NSS】インターネット口座振替受付サービス お手続き完了のお知らせ

〔加入者・関与先の申込締切〕
Web口振の申込の締切は、ペーパーの預金口座振替依頼書に比べて10日ほど締切日が遅くなるため、利便性が向上する
詳しくは以下のメニューから「口座振替日程表」を参照し、確認ください。
※「Web口振受付サービス 加入者から金融機関への申込・認証完了締切日」までに完了が必要
SUPERかつ・かいしゅうのグローバルメニュー「その他機能(年間日程・ID管理等)」―「口座振替日程表」


7.取扱金融機関
(1)取扱金融機関一覧の掲載場所
グローバルメニュー「インターネット口座振替受付」-サイドメニュー「取扱金融機関一覧


8.加入者・関与先の手続状況確認方法
(1)加入者・関与先の手続状況の確認方法
加入者・関与先の手続状況は、以下のメニューより確認可能
グローバルメニュー「インターネット口座振替受付」-サイドメニュー「処理受付状況の検索」

(2)手続完了時の確認方法
インターネット口座振替の手続きが完了したかどうか確認したい場合は、受付状態検索区分で「E申込完了済」、「F結果取込済」、「G消込済」を指定する
〇受付状態 検索区分

〔料金発生対象〕
受付状態が「E申込完了済」、「F結果取込済」のもの(=加入者・関与先のWeb口振認証が完了したもの)について、利用料300円が発生
各振替日の入力締切日までに「E申込完了済」のものが、当月の料金発生対象
※「G消込済」は利用料300円の精算が済んでいるという意味(新規登録の連携は可能)

(3)手続未完了時の確認方法
加入者・関与先による金融機関の手続きが完了しなかった場合、団体・事務所への通知はないため、「処理受付状況」で確認いただく必要あり。なお、「SUPERかつ・かいしゅう」の処理受付状況では、加入者・関与先が申込を行った翌日以降に確認可能となる仕組み

(4)加入者・関与先手続完了後に可能となる作業内容
加入者・関与先側の作業が終わった後、団体・事務所側では、毎月の口座情報・振替金額入力可能期間に、連携や請求金額入力が可能となる仕組み(請求金額入力時は、請求開始月の確認が必要)


9.口座情報の登録方法
以下の手順でご登録ください。
① グローバルメニュー「インターネット口座振替受付」、サイドメニュー「処理受付状況の検索」から、登録したい加入者・関与先を抽出。
② 該当の方の「加入者情報登録への連携」または「関与先情報登録への連携」より「連携」ボタンをクリックしてください。
③ 重複確認のための加入者・関与先検索画面が表示されますので、検索条件に入力の上、「検索を実行する」をクリックしてください。
[加入者・関与先情報の検索項目]
・所属コード、・加入者/関与先コード、・加入者/関与先名、・郵便番号、・電話番号
④ (新規登録の場合)「新規に加入者を登録する」または「新規に関与先を登録する」をクリックすると、新規登録画面が表示されますので、こちらから登録を進めてください。
※既に加入者・関与先の登録がある場合は、「選択」から既存の情報の修正も可能です。
※他の登録方法として、グローバルメニュー「請求データ入力(振替口座・請求金額)」から手入力での登録も可能です。

〔加入者・関与先情報の連携可能期間〕
加入者・関与先情報の連携ができる期間は「口座振替日程」に記載の「口座情報・振替金額入力可能期間」のみ
(期間外に登録画面に進んでも参照画面が表示されるのみ)


10.精算情報の確認方法
振替日の4営業日に開示される振替金等送金報告書または振替結果報告書兼振込通知書の「控除金明細」にて「ネット口振受付料」が表示される


11.加入者・関与先操作によるエラー対応
Q1.QRコードを読み取ることができない場合はどうしたら良いですか?
_A1.別のQRリーダーでお試しいただくか、直接手続きのURLを入力してください。
※URLはグローバルメニュー「インターネット口座振替受付」―「インターネット口座振替受付 口座振替受付申込方法のご案内」画面のURL
最終的にどうしても手続きできない場合は、ペーパーの預金口座振替依頼書にてお手配ください。

Q2.仮申込画面で入力したメールアドレスにメールが届かない場合はどうしたら良いですか?
_A2.仮申込時に入力したメールアドレスに誤りがないか、または迷惑メールフォルダ等に振り分けられていないかをご確認ください。もし受信拒否や受信制限等の設定をされている場合は、設定をご確認ください。
それでも届かない場合、別のメールアドレスで再度お試しいただくか、ペーパーの預金口座振替依頼書にて手続きしてください。

Q3.加入者・関与先のスマホでメールが文字化けして読めない場合はどうしたら良いですか?
_A3.メールソフト側にて受信する形式を変更するか、別のメールソフトで確認いただくか、別のメールアドレスで再度手続きしてください。それでも正常に表示されない場合はペーパーの預金口座振替依頼書でお申込みをお願いします。

Q4.お申込みコードの有効期限が切れた場合はどうしたら良いですか?
_A4.お申込みコードの有効期限は24時間です。それを過ぎている場合は、再度QRコードを読み取り、最初から手続きしてください。

Q5.加入者・関与先が金融機関のサイトでエラーとなり、認証を完了できない場合はどうしたら良いですか?
_A5.金融機関のサイトで発生したエラーやトラブルについては各金融機関へご確認ください。

Q6.金融機関側で手続中に電波の状態が悪くなり、通信が切断されてしまった場合
_A6.金融機関の手続が完了していないため、あらためて最初から手続きをしてください。
※24時間以内であれば、URLが記載されたメールから再度手続きも可能です。

Q7.QRコードから仮申し込みを完了したが、「金融機関までご連絡お願いします」と表示された場合はどうしたら良いですか?
_A7.当社では状況を確認できないため、お手数ですが金融機関へご確認ください。

Q8.Web口振を実施した加入者・関与先から、申し込み時に誤った情報を入力したとの連絡を受けた場合はどうしたら良いですか?
_A8.Web口振の登録完了後であれば、団体・事務所様にて加入者・関与先情報を修正いただくようお願いします。
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