口座振替依頼書の不備理由と対応方法【まとめ】

口座振替依頼書の不備理由と対応方法【まとめ】


1. 不備理由

(注意事項)
・上記の中で、「依頼書なし」「取引なし」もしくは「その他」の場合、最終的に振替不能理由が不明であれば、
口座名義人様より金融機関に確認していただくようご依頼ください。
※確認内容が個人情報のため、原則NSSには金融機関から返答していただけません。

【三井住友銀行の対応について(「本人確認 確認日超過」の不備理由)】
三井住友銀行では、従来印鑑相違や不鮮明で不備返却していた対応方法から変更がございます。
以下が三井住友銀行からの案内です。
「SMBCダイレクトを契約の個人の預金口座振替依頼書については、以下のケースは三井住友銀行より口座名義人様に直接確認し、承認できた場合は不備返却せにず受付します」
・印鑑相違
・印鑑不鮮明
・届出印押印なし
・印鑑届け出未済(アプリ口座などで、印鑑登録しないと口座振替できないケース)

つまり「本人確認 確認日超過」での不備の場合は、印鑑の不備があったため、承認手続きが必要になったという状況です。
本人確認期間は5日間のようです。

2.ネット銀行での不備理由と対応方法

3.不備になる記載(例)
① 口座名義人フリガナ欄に記載の法人格
ゆうちょ銀行と一部の金融機関
「口座開設時のフリガナ登録どおり」でないと不備になります。
南都銀行
合同会社を「(ド」と記載すると不備になります。
② 肩書の一部が漏れていると不備にする金融機関が多いです。
③ サイン漏れ 
三菱UFJ銀行
お届けがサインとなっている場合、お届け通りのサインが必要な場合があります。
(参考)
① 金融機関受付印はなくても問題ありません。
② 口座番号を左詰めで記載しても通常問題はありませんが、金融機関によっては不備になる可能性があります。
③ 不備連絡のタイミングは金融機関によって異なります。2~3週間程度で返却されることが多いです。


4.不備返却時の対応
① 金融機関から不備返却された預金口座振替依頼書はNSSで保管し、団体・事務所様には返却しておりませんのでご了承ください。(保管期間は1年です)
預金口座振替依頼書の不備についてはメールでお知らせいたしますので、SUPERかつ・かいしゅうの「口振依頼書不備状況照会」で内容をご確認ください。
確認方法は操作ガイドをご覧ください。
※上記操作ガイドは一般Eタイプ用ですが、どの契約タイプでも基本的な操作は同じです。
【注意点】
「表示状況:済」となっているのは団体・事務所様がイメージを確認したというだけで、不備が解消したという意味ではありません。

★★不備理由記載場所★★
依頼書のイメージの以下の箇所に記載があります。
① 中段右側にある「金融機関使用欄」をご確認ください。
② ①に記載がない場合は、依頼書下部分余白のスタンプの内容をご確認ください。


② 依頼書は不備となったが振替がされた。どうすればいいか?
A:該当口座にて既に別の振替実績などがある場合、金融機関によっては振替処理をする場合があります。
ほとんどの金融機関では依頼書の再提出がなくても問題ありませんが、心配であれば金融機関にご確認いただくのが確実です。

5.よくある問合せ
(1)肩書代表者漏れの不備になったが、通帳には記載されていない。
A:通帳に記載がなくても、金融機関に登録されているなら記入が必要です。通帳には省略される場合もございます。
(2)不備内容についてNSSから金融機関に確認してほしい。
A:口座開設時の口座名義人名やお届出印などは個人情報となるため、NSSから照会しても回答していただけません。
(3)不備なく受付られたという連絡は金融機関からもらえるのか?
A:不備の連絡しかもらえません。
(4)預金口座振替依頼書の不備連絡があり、その後加入者・関与先から直接金融機関に依頼書を再提出された場合、控えをNSSに送る必要はあるのか?
A:送付は不要です。控えを元に団体・事務所様にてSUPER かつ・かいしゅうに口座情報を登録してください。
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